「松本市営 中山霊園にあるお墓を、墓じまいしたい」——遠方に住んでいて管理が難しい、承継者がいない、といった理由で中山霊園の墓じまいを検討する方が増えています。中山霊園は松本市が運営する公営霊園のため、墓じまい(改葬)にあたっては市の所定の手続きを踏む必要があります。
この記事では、松本市営 中山霊園で墓じまいをする際の改葬許可申請の窓口・手続きの流れ・費用相場・供養先の選び方を、松本市の公的情報をもとに整理しました。墓じまい全体の費用感は墓じまいの費用相場、手続きの基本は墓じまいの手続きガイドもあわせてご覧ください。
※本記事は長野県松本市の「松本市営 中山霊園」を対象としています。同名の霊園が他地域にもあるため、お墓の所在地をご確認ください。
中山霊園(松本市営)の基本情報
まず、墓じまいの前提となる中山霊園の基本的な事実を確認します(出典:松本市公式情報)。
項目 | 内容 |
|---|---|
名称 | 松本市営 中山霊園 |
経営主体 | 松本市(公営) |
所在地 | 長野県松本市大字中山字中山1742-8 |
問い合わせ | 松本市 環境保全課 生活衛生担当(霊園葬祭) TEL 0263-34-3043 |
特徴 | 松本市が昭和43年に整備した、市内最大級の公営霊園 |
公営霊園のため、墓所の返還や改葬の手続きは松本市の窓口を通して行います。使用料・管理料の具体的な金額や、墓所返還にあたっての手続きの詳細は、松本市の公式案内(使用料・管理料のPDF等)や上記窓口で必ずご確認ください。
中山霊園の墓じまい・改葬の流れ
公営の中山霊園で墓じまい(改葬)を行う一般的な流れは次のとおりです。改葬は「今のお墓からご遺骨を取り出し、別の場所へ移す」手続きで、市区町村が発行する改葬許可証が必要になります。
- 親族・関係者に相談する——墓じまいは親族間のトラブルが起きやすいため、まず合意形成を。承継者・お参りされている方に意向を確認します。
- 新しい供養先(改葬先)を決める——永代供養墓・納骨堂・樹木葬・手元供養など、移転先を先に決めます。改葬許可申請に「受入(使用許可)証明」が必要なためです。
- 松本市へ改葬許可を申請する——中山霊園は松本市内のため、改葬許可申請は松本市が窓口です。現在の墓地管理者(市)の埋葬(埋蔵)証明と、改葬先の受入証明を添えて申請します。
- 閉眼供養(魂抜き)を行う——ご遺骨を取り出す前に、僧侶に依頼して閉眼供養を行うのが一般的です。お布施の相場は3万〜10万円程度。
- ご遺骨の取り出し・墓石撤去・墓所返還——石材店に依頼して墓石を撤去し、区画を更地に戻して松本市へ返還します。
- 新しい供養先へ納骨する——改葬許可証を提示し、改葬先へ納骨して完了です。
改葬許可申請の具体的な様式・必要書類は自治体ごとに異なります。中山霊園の場合は、松本市 環境保全課(霊園葬祭)にあらかじめ手続きと必要書類を確認するとスムーズです。
中山霊園の墓じまい 費用相場
墓じまいの費用は「①墓石撤去・原状回復」「②行政手続き」「③閉眼供養のお布施」「④新しい供養先の費用」で構成されます。中山霊園のような一般的な区画では、①〜③の合計で20万〜50万円が目安です(区画面積・墓石の大きさ・立地で変動)。
項目 | 相場 | 備考 |
|---|---|---|
墓石撤去・原状回復 | 1㎡あたり10万〜15万円 | 区画面積・搬出条件で変動 |
改葬許可申請など行政手続き | 数百〜数千円 | 松本市の所定手数料 |
閉眼供養のお布施 | 3万〜10万円 | 僧侶への謝礼。お車代別途 |
新しい供養先の費用 | 5万〜200万円 | 永代供養・納骨堂・樹木葬など形態による |
公営霊園は民営霊園に比べて管理料が低く設定される傾向がありますが、墓じまい時の撤去費用そのものは民営と大きく変わりません。費用の詳しい内訳は墓じまいの費用相場、費用を抑える工夫は墓じまいのお金がないときの対処法で解説しています。
石材店・墓じまい業者の選び方
墓石の撤去は石材店または墓じまい代行業者に依頼します。後悔しないために、次の点を押さえましょう。
- 複数社から見積もりを取る——撤去費は区画面積・搬出経路で変わるため、相見積もりで適正価格を把握します。
- 「総額・込み」で比較する——撤去・処分・運搬・整地までを含む総額か、追加費用の有無を書面で確認します。
- 公営霊園の指定石材店の有無を確認——霊園によっては作業できる石材店が指定・登録制の場合があります。松本市の窓口に確認しましょう。
- 原状回復の範囲を明確に——「更地にして返還」が条件のため、整地のレベルを事前にすり合わせます。
墓じまい・葬送サービスは消費生活相談も寄せられている分野です。契約は内容と総額を書面で確認してから進めてください(国民生活センター)。
改葬先(供養先)の選び方
墓じまい後のご遺骨の移転先は、承継の有無・費用・お参りのしやすさで選びます。
- 永代供養墓——承継者が不要。費用5万〜200万円と幅広い。永代供養の費用相場
- 納骨堂——屋内で天候に左右されずお参り可能。納骨堂の永代供養
- 樹木葬——自然に還るイメージ。費用も抑えやすい。樹木葬の費用相場
- 手元供養・分骨——一部を手元に残し、残りを合祀・散骨する方法もあります。
松本市内・長野県内で改葬先を探す場合も、まずは「承継するか・しないか」を決めると候補が絞りやすくなります。
中山霊園の墓じまい よくある質問
Q1. 中山霊園の墓じまいはどこに申請すればいいですか?
松本市営 中山霊園は松本市が運営する公営霊園のため、墓所の返還や改葬に関する手続きは松本市の窓口(環境保全課 生活衛生担当・霊園葬祭、TEL 0263-34-3043)が入口になります。改葬許可申請も、お墓のある松本市が発行窓口です。必要書類や様式は自治体ごとに異なるため、着手前に窓口へ確認することをおすすめします。
Q2. 中山霊園の墓じまいの費用はいくらくらいですか?
墓石の撤去・原状回復・閉眼供養・行政手続きを合わせて、一般的な区画で20万〜50万円が目安です。これに新しい供養先の費用(永代供養5万〜200万円など)が加わります。区画面積や墓石の大きさ、搬出経路で費用は変わるため、石材店から相見積もりを取って総額を把握しましょう。
Q3. 公営の中山霊園でも閉眼供養は必要ですか?
法律上の義務ではありませんが、ご遺骨を取り出す前に閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的です。これまでお世話になった菩提寺がある場合はその僧侶に、ない場合は石材店や墓じまい業者経由で手配できます。お布施の相場は3万〜10万円程度です。
Q4. 中山霊園の墓所を返還すれば管理料は止まりますか?
一般に、墓所を更地に戻して市へ返還した後は、それ以降の管理料は発生しなくなります。ただし返還の手続き方法・締め日・精算の扱いは松本市の規定によります。使用料・管理料の具体額や返還手続きの詳細は、松本市の公式案内または環境保全課の窓口でご確認ください。
Q5. 改葬先が決まっていなくても墓じまいを始められますか?
改葬許可申請には原則として改葬先の受入(使用許可)証明が必要なため、先に新しい供養先を決めるのが基本です。「すぐに決められない」場合は、一時的に手元供養や寺院の一時預かりを利用する方法もありますが、まずは承継の有無を決めて永代供養などの候補を絞ると進めやすくなります。
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まとめ
松本市営 中山霊園の墓じまいは、①親族の合意 → ②改葬先を決める → ③松本市へ改葬許可申請 → ④閉眼供養 → ⑤墓石撤去・墓所返還 → ⑥新供養先へ納骨の流れで進めます。費用は撤去・供養・手続きで20万〜50万円が目安、これに供養先費用が加わります。公営霊園のため手続きの窓口は松本市です。使用料・返還の詳細は松本市の公式案内・窓口で確認し、撤去は相見積もりで適正価格を把握して、後悔のない墓じまいを進めましょう。
参考・出典
- 松本市「松本市営霊園のご案内」(https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/benricho/3381.html)
- 厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律の概要」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130181.html)
- 国民生活センター「墓・葬儀サービス(相談の件数や傾向)」(https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/sougi.html)
※本記事は上記の公的資料等を参考に、おくりノート編集部が制作しています。費用・手続きは目安であり、区画・条件・年度により異なります。手続きの最新かつ正確な内容は、松本市の窓口(環境保全課 生活衛生担当)や各石材店にご確認ください。






