永代供養の費用相場【2026年最新】
永代供養の費用は、施設タイプによって5万〜200万円と大きな幅があります。「永代供養」というと一律の料金体系をイメージしがちですが、実際には合祀墓・納骨堂・樹木葬・個別永代供養墓と種類が分かれ、それぞれに費用と特徴が異なります。
本記事では、種類別の費用相場・サービス内容・選び方の基準を、2026年最新の料金実態に基づいて徹底比較します。
永代供養の種類別費用相場
種類 | 費用相場 | 個別性 | 承継 |
|---|---|---|---|
合祀墓 | 5万〜30万円 | なし | 不要 |
納骨堂 | 30万〜200万円 | 明確 | 不要 |
樹木葬 | 30万〜100万円 | 中(個別型あり) | 不要 |
個別永代供養墓 | 50万〜150万円 | 明確 | 不要 |
① 合祀墓(5万〜30万円)
最初から他の方と一緒に埋葬する最安タイプ。個別の墓所が無くてもよいと決められれば、永代供養の中で圧倒的に低コストです。承継不要・管理料なしで、終活の経済的選択肢として人気上昇中。
② 納骨堂(30万〜200万円)
建物内の専用区画に骨壷を安置するタイプ。都心立地・駅近・冷暖房完備でお参りしやすいのが特徴。種類はロッカー型・仏壇型・自動搬送型などがあり、自動搬送型は最も高額(100万〜200万円)になります。
③ 樹木葬(30万〜100万円)
墓石の代わりに樹木をシンボルとする供養。「自然に還る」という思想で支持を集めており、若い世代の選択も増加中。個別型・集合型・合祀型で費用が変動します。
④ 個別永代供養墓(50万〜150万円)
従来のお墓に近い形で、個別の墓石・銘板を残しつつ永代供養を付ける形式。13年・33年・50年などの個別期間を経て合祀されるパターンが一般的です。
費用に含まれる主な項目
標準的な内訳
- 永代使用料:墓所を使用する権利の対価
- 永代供養料:寺院・霊園が永代に供養する費用(最大の項目)
- 納骨費用:納骨当日の作業料(1〜3万円)
- 銘板代:希望者のみ(3万〜10万円)
- 戒名料:寺院による(5万〜30万円)
別途必要な費用
- 納骨式のお布施:3万〜10万円
- 戒名授与のお布施:5万〜100万円(戒名のランクによる)
- 年間管理料:原則なし(一部施設のみ)
立地別の費用相場
立地によっても費用は大きく変動します。
立地 | 費用相場 |
|---|---|
都心(東京23区・大阪市内) | 50万〜200万円 |
都市近郊 | 30万〜100万円 |
地方 | 10万〜60万円 |
費用を抑える4つのポイント
ポイント1:合祀型を選ぶ
個別性を求めなければ、合祀型が圧倒的に安価。10万円前後で永代供養が完結します。
ポイント2:公営霊園を狙う
都立小平霊園の樹林墓地など、5万〜13万円で利用できる公営の合葬施設があります。応募倍率は高いものの、当選すれば最安クラスの選択。
ポイント3:地方の施設を検討
立地にこだわらないなら、地方の永代供養墓は都心の半額〜1/3で利用可能。新幹線・高速道路で年に1〜2回訪れる前提なら現実的な選択肢です。
ポイント4:戒名は不要なら省略
戒名は必須ではありません。本名のみの納骨で問題ない施設が多く、戒名料5万〜100万円を節約できます。
種類別の選び方
合祀墓が向いている人
- 費用を最優先で抑えたい
- 個別の墓所にこだわらない
- 将来の改葬可能性がない
納骨堂が向いている人
- 都心・駅近でお参りしやすい場所が良い
- 天候に左右されずお参りしたい
- 個別性と利便性を両立したい
樹木葬が向いている人
- 「自然に還る」という思想に共感
- 明るく開放的な雰囲気を好む
- 従来のお墓に違和感を感じる
個別永代供養墓が向いている人
- 従来のお墓のスタイルを残したい
- 子や孫にお参りしてほしい
- 承継問題は将来解決したい
永代供養に関するよくある質問
Q1. 永代供養は本当に「永代」続きますか?
「永代」とされていますが、施設の存続が前提です。運営10年以上・宗教法人など安定母体の施設を選ぶことで、長期的な供養継続の可能性が高まります。
Q2. 永代供養の合祀タイミングは?
個別期間は13年・33年・50年のいずれかが一般的。合祀後は他の方と一緒の供養塔へ移されます。
Q3. 永代供養を生前契約できますか?
はい。生前契約は近年広く対応されており、自分の意思で確実に供養先を確保できます。契約時に身元引受人や緊急連絡先の登録が必要なケースが多いです。
Q4. 永代供養と通常のお墓の管理料の違いは?
永代供養は原則年間管理料なし。一括の永代供養料に管理費が含まれます。一般墓は永続的に管理料(年5,000〜15,000円)がかかります。
Q5. 既存のお墓から永代供養への切り替えは可能?
可能です。墓じまい→改葬許可申請→永代供養施設に納骨の流れ。墓じまい費用30万〜80万円+永代供養費用がかかります。
まとめ
永代供養の費用は種類で大きく変わります。要点を整理します。
- 費用相場は5万〜200万円と幅広い
- 最安は合祀墓(5万〜30万円)、高額は自動搬送型納骨堂(100万〜200万円)
- 立地・個別性・宗派制限で価格が決まる
- 節約は合祀型・公営施設・地方立地・戒名省略が主要手段
- 選び方は個別性/立地/信頼性のバランスで判断
永代供養を検討するなら、まず4つの種類(合祀・納骨堂・樹木葬・個別永代供養墓)から自分に合うタイプを絞り、複数施設の資料請求と現地見学を進めるのが効率的です。



